SC430 CPUファンの回転数制御           2006.7.24〜
                                  

 SC430のマザーボード交換で、CPUファンの速度が速すぎる為、ファンのスピード制御基板を作成しました。

元にしたのはこれの、4pin CPUファン用コントローラです。
http://www.cepstrum.co.jp/hobby/pwmfan/pwmfan.html
ただしこのファームでは、回転が少し速すぎるのでファームを作り直しました。
回路はそのまま同じものが使えます。


マイコンはPIC12F675を使用

製作基板にSC430のCPUファンコネクタを接続し、

黒のコネクタをマザーボードに接続します。

スピード切り替え用SWは、省略しています。
スピード切り替えは、12F675の7番ピン、8番ピンを
ドライバーなどの金属でチョンチョンと短絡させることで行っています。

5Vの電源(マイコン用)は、オリジナル回路とは異なりレギュレータを使用
(黒の小さいチップ)しています。

黄色は、リセッタブルヒューズ

マザーからの線は、
     灰色  : GND
     橙   : 12V
     ピンク : SENSE
現在コントロール線は結線していません。

SC430付属のCPUファンとの接続は、上から

Control
GND(白マーク)
12V
SENSE

となっています。

オリジナル回路とは違い、モーターのSENSE信号を

そのままマザーボードに接続しています。(ピンクのコード)

2個の小さいチップ部品は、1μFのコンデンサで5Vレギュレータ
の前後で使用しています。

 


「注意」
無保証です。 パソコン壊れるかもしれません。
ソースは、添付していません。 hexファイルのみです。
このファームがお気にめさない場合は、オリジナルファームをお使いください。

 fan02.lzh        2006.07.24
   上記サイトで公開しているソースをベースに改定しました。基本機能は同じです。
   この時点では、マザーボードを交換していませんが、SC430のファンを使用して動作を確認しています。
   @ 電源オンでPWMが50%で1秒間。 (元は、100%で4秒間)
   AボタンSWで、PWM 約50%〜約5%まで10段階で変更。(元は、PWMが100%〜10%)
   BSENS端子は、約90Hzの矩形波を出力。(マザーでは、2700rpmか)

 fan03.lzh        2006.08.01
      ポートのIO確認は、パソコン上のシミュレータだけで確認しました。
   @ 周波数校正値をファーム書き込み時に変更される(かもしれない)のを中止。(fan02では、工場出荷時の校正値を変更してました。)
   B 他は上と同じ    


 PICライター は、ここで安価に入手できます。 私は、RCDライターを使用してます。
   http://feng3.cool.ne.jp/


2006.8.10記

MSI 915GMB-FI で使用した場合です。 (SC430のマザーボードを換装)

  ファームウエアは、fan02.lzhを使用。
  接続は、上記のオリジナル回路図とは違い、モーターのSENSEをマザーのSENSEに接続しています。
  もしFanが停止したら、パソコンから警告が多分出るだろうと思って。

  回転数(Speedfanで計測し単位は、rpm)
   2441,2250,2109,1985,1854,1705,1563,1406,1269,1110

  下から2番目(1269rpm)のfanスピードでSuperπを6分間動かして、止めた場合の温度変化です。    
  灰色がCPUの温度らしいです。気温32.5℃ 。 でもなんだか低すぎるような気がして。 気温より低いし.....。信用して良いのか?
  cpu: Pen4 521 

又 最低速度(1110rpm)では、BIOSで温度監視をすると、回転センサのチェック機能が働くのか、
警告音(ビープ音でピーポー、ピーポー)が出っ放しになります。
オリジナル回路に従い変更すれば、最低速度でも使用できると思います。(当方まだ試していません)

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